この記事では、卓球界で有名な松島兄弟について解説します。京都市伏見区を拠点に活躍する、若手卓球アスリートで『松島四兄妹』と呼ばれる彼ら。幼少期から卓球に打ち込み、国内大会での優勝経験だけでなく国際舞台でも着実に成果を積み重ねてきました。4兄妹全員が卓球界で名を馳せており、これまでさまざまな著名人が卓球界で誕生してきた日本でも、ここまで名実ともにのし上がってきた兄妹というのは史上初ではないでしょうか。そんな卓球の松島兄弟についてみていきましょう。
松島兄弟とは
松島兄弟とは、京都府出身の卓球一家・松島家の4人きょうだいです。長男の松島輝空(まつしま そら、2007年生まれ)、次男の松島翔空(まつしま とあ)、長女の松島美空(まつしま みく、2013年生まれ)、次女の松島愛空(まつしま あいら)の4兄妹。いずれも幼少期から卓球に打ち込み、全員が競技選手として活動しています。特に長男の輝空は2026年に世界ランキング3位まで上り詰め、日本男子のエースとして脚光を浴びてきました。
家族全員がアスリートの卓球一家
松島家は、両親も元卓球選手という筋金入りの一家です。父・松島卓司さんは京都府出身で東山高等学校から中央大学に進み、全日本実業団選手権を制した経歴を持ちます。母・松島由美さんもまた卓球選手で、その一族には元日本代表監督を務めた曽祖父や、世界選手権男子ダブルスで銀メダルを獲得した大叔父がいるなど、祖父母の代から続く卓球一家なんですよ。由美さんの実家では実際に卓球教室も営まれており、親子3世代にわたって競技に携わる環境が整っているのです。
父・松島卓司
父の松島卓司さんは京都府出身で、東山高等学校から中央大学へ進学しました。卒業後は岐阜信用金庫、株式会社グランプリなどの実業団を渡り歩きました。現役時代は全日本選手権3位、日本リーグ優勝、全日本実業団優勝などの実績を残した実力者で、日本体育協会公認コーチの資格も持ちます。2013年には中国リーグでコーチを務めた経験もあり、指導書やセオリーに頼らず独自のアイデアで教える指導スタイルが特徴なんだとか。現在は京都市伏見区の田阪卓球会館でコーチを務め、松島兄弟の卓球人生を直接支えています。
母・松島由美
母の松島由美さんは、旧姓を「田阪」といいます。京都明徳高等学校から立命館大学に進み、実業団の十六銀行でプレーしました。現役時代には全日本選手権3位、全日本カデット3位、全日本学生3位、日本リーグ優勝、全日本実業団優勝などの成績を収めています。実家は祖父・田阪弘さんと祖母・田阪和子さんが営む田阪卓球会館(田阪卓研)で、由美さんは経営者一族の娘として生まれ育ったのです。卓司さんとは高校生時代に出会い、由美さんの方からアプローチして交際が始まり、25歳で結婚。現在は夫とともに同会館で子どもたちの指導にあたっています。
松島兄弟の生い立ち
4兄妹は、物心つく前から卓球台のそばで育ったそうです。長兄である輝空さんの背中を追う形で、下の子どもたちも次々とラケットを握るようになったとか。家庭では「決めたことは最後までやる」という信念のもと、父がコーチも兼ねて指導にあたってきました。それぞれの個性に合わせた関わり方をしてきたといいます。長女の美空は2歳から卓球を始め、9歳でTリーグ史上最年少出場を果たすなど、下の兄妹ほど早い時期から実戦経験を積んでいます。
長男・松島輝空
輝空さんは星槎国際高等学校出身で、13歳でTリーグに参戦し木下アカデミー(木下マイスター東京)に所属してきました。2026年シーズンからは岡山リベッツに移籍しています。左シェークドライブ型のプレースタイルで、2026年の全日本選手権優勝を皮切りに、ワールドカップマカオで準優勝、世界卓球ロンドン100周年大会の団体戦で銀メダル、USスマッシュでは史上最年少優勝を達成しました。これらの結果を積み重ね、2026年8月時点で自己最高となる世界ランキング3位に到達し、長らく日本男子のトップに君臨してきた張本智和を上回る位置につけています。
参考:日テレ
次男・松島翔空
翔空さんは2009年2月12日生まれで、輝空さんの2学年下にあたります。高取台中学校に在学しながら競技を続けており、全日本選手権のホープスの部でベスト8に進出するなど、着実に結果を積み重ねてきました。兄の背中を追いながら育った4兄妹の中でも、輝空の直接の指導や経験を最も間近で受けてきた存在でしょう。両親のもとで築かれた練習環境を土台に、着々と力をつけています。
長女・松島美空
美空さんは2013年6月24日生まれで、3歳ごろから卓球を始めました。2022年に新規参入したTリーグ・京都カグヤライズと契約し、当時9歳で史上最年少Tリーガーとしてデビュー。2024年11月には日本生命レッドエルフ戦でパリ五輪女子団体銅メダリストの韓国代表・田志希からTリーグ初勝利を挙げ、大きな注目を集めましたよね。小学生年代の全日本選手権では、ホープスの部で福原愛さんや張本智和さんと並ぶ5連覇を達成。同世代では、敵なしの強さを誇ります。2026年からは木下卓球アカデミーに移籍しており、兄・輝空さんに続く存在として期待が高まっています。
参考:カンテレ
次女・松島愛空
4兄妹の末っ子である愛空さんは、姉や兄たちと同じく幼いころからラケットを握り、地元京都の田阪卓球研究会(田阪卓研)で腕を磨いてきました。2025年の全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部では、カブ女子(小学4年生以下)シングルスで初優勝を果たしています。姉の美空さんと、姉妹そろっての優勝を実現したのです。決勝では小学4年生とは思えない緩急のある巧みな攻撃を見せ、ストレート勝ちを収めました。年齢はまだ幼いものの、卓球一家の英才教育のもとで着実に力をつけており、今後の全国大会での活躍が期待されていますよね。
まとめ
卓球の松島兄弟について解説しました。4兄妹全員が卓球をプレーしていることから、家族もアスリートなのではないかといわれてきましたが、想像以上の家系であることが分かりましたね。現在進行形で、日本に明るいスポーツニュースをもたらしてくれている松島兄弟。現在は長男の松島輝空さんが国際卓球連盟の世界ランキングで3位をキープしており、日本勢最高位を記録しているんですよ。なんと4位にはあの張本智和さんがおり、松島兄弟がいかに期待のホープか窺わせていますね。ますますの活躍が楽しみです!










