卓球は様々な回転や打ち方をすることで、軌道などを変化させることができます。そして、卓球にもテニスと同じように様々なプレースタイルがあり、そのうちの一つに「カットマン」というものがあります。
卓球の「カットマン」は守備型だとされていますが、どのようなプレースタイルなのでしょうか。
そこで今回は、卓球の「カットマン」とは何か、技術や上達のコツ、向いている人の特徴を解説します。
卓球の「カットマン」とは?
卓球は試合展開が早いスポーツですが、その中で選手は軌道や回転などからコースなどを予測し、返球をしています。そして、卓球選手の中には攻撃が得意な人もいれば、守備重視でカウンターを狙うといった人もおり、様々なプレースタイルがあるのが特徴です。
卓球のプレースタイルには「ドライブ主戦型」や「前陣速攻型」などがあり、その中にあるのが「カットマン」ですが、どういった戦い方なのでしょうか。
それでは、卓球の「カットマン」について詳しくみていきましょう。
守備特化型
卓球の「カットマン」は守備特化型のプレースタイルとなっており、バックスピン(下回転)で返球し続けるというのが最たる特徴です。卓球の「カットマン」においてバックスピンは生命線であり、数ある球種の中で最も安定感があり、滞空時間が長いボールとなっています。
また、バックスピンはそれほど難易度が高い球種ではないのでミスが少なく、粘り強くラリーを続けることが可能です。さらに、バックスピンがかかったボールは強打をすることが難しく、スイングや角度を調節しなければなりません。
ミス待ちなだけではない
一見すると、卓球の「カットマン」は相手のミスを待って、粘り勝ちするというプレースタイルに思えます。しかし、現代の卓球は攻撃的スタイルが主流となっているということもあり、「カットマン」も守備だけをしているというわけではありません。
現代の「カットマン」はバックスピンをかけて粘りつつ、相手のボールが甘くなったり、浮いてしまった時を見逃さずにスマッシュやドライブといったように強打を繰り出し、攻撃に転じることも多くなっています。
日本を代表する「カットマン」は?
卓球の「カットマン」をプレースタイルにしている選手は多いですが、その中でも村松雄斗選手は日本トップクラスの実力を持っていると言われています。
村松雄斗選手は現代型の「カットマン」で、180㎝という長身から繰り出される安定感のあるバックカットと力強いボールを繰り出すことが可能です。そのため、守る時は守り、隙があれば攻めるという戦い方をしており、ドイツでプレーした経験も持ち、2025年にはWTTフィーダーデュッセルドルフ 男子シングルスで優勝をしました。
卓球の「カットマン」の技術や上達のコツを徹底解説!
卓球の「カットマン」はただバックスピンをかけていれば良いというプレースタイルではなく、しっかりと技術がなければ成立指せることができません。また、安定したバックスピンをかけるためにはコツを知っておくことも重要だとされています。
それでは、卓球の「カットマン」の技術や上達のコツについて解説していきます。
ブロック
卓球の「カットマン」には、ブロックと呼ばれる技術も必要だとされています。ブロックとは相手のドライブやスマッシュに対し、バウンド直後にラケットの角度を合わせて止める守備技術です。
ブロックはスイングせず、相手の打球の威力を利用して返球するという技術で、相手の強力なショットを防ぎつつ、攻撃に転じるための技なので習得するようにしましょう。
フィッシュ
ブロックに続いて「カットマン」に必要だとされている技術は、フィッシュです。フィッシュは元日本代表で会った水谷隼さんが得意にしていた技で、台から少し離れた中陣から低くて鋭い軌道で返球をして相手のミスを誘います。
フィッシュは上回転のボールで返球し、軌道がそこまで高くなく、スピードもあるので相手にとっては攻めずらい打球となっており、カウンターのきっかけを作ることが可能です。
バックスピンをかけるときは切るようなイメージを持ちますが、フィッシュは押し込むようにスイングします。
カウンター
卓球の「カットマン」に必要不可欠であると言われている技術力が、カウンターです。カウンターは相手の一瞬の隙を突き、自ら強打を繰り返してポイントを取ります。
どんなに優秀な「カットマン」であっても、ずっと守り続けることは難しく、ポイントを取れなくても相手に攻めの姿勢を見せることで圧をかけることにも繋がります。
なので、日ごろの練習から甘い球などを見逃さず、1球で仕留められるようにしていきましょう。
特定のコースを練習する
卓球の「カットマン」を上達させるためのコツは、特定のコースで打ち続けるということです。卓球の「カットマン」は実戦の中でも特定のコースに対してバックスピンをかけたボールを返球していくことが多く、安定性が重視されます。
そのため、繰り返し同じコース・面を使って打っていくことで質を高めることができ、上達することができるそうです。
フットワーク
卓球の「カットマン」で重要なのはスイングだけではなく、フットワークも重要視されています。実際の試合では相手の打球に合わせて動き続ける必要があり、的確なポジショニングを取ることで安定した返球を行なうことが可能です。
そのため、フットワークの向上は必須であり、前後左右に動きながら返球していくようにしましょう。
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卓球の「カットマン」に向いている人は?
卓球の「カットマン」は粘り強く返球していくというプレースタイルなので、我慢強い人が良いのではないかと思ってしまいますよね。しかし、現代は攻撃的な「カットマン」というタイプの選手もおり、必ずしも性格とプレースタイルが一致しているというわけではありません。
そのため、卓球の「カットマン」はどんな人にも向いていると言われており、他のプレースタイルも同様なことが言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は卓球の「カットマン」とは何か、技術や上達のコツ、向いている人の特徴を解説しました。
卓球の「カットマン」はシンプルなプレースタイルに見えますが、フォアでもバックでもバックスピンをかけられるようにしなければいけません。
また、時代の変化と共に球種も増えてきているので、数年後には「カットマン」の戦い方もより攻撃的に変わっていくこともあるのではないでしょうか。










