卓球は2026年のロサンゼルスオリンピックの正式種目になっており、世界各国で競技人口が多いことからかなり注目されています。そして、ロサンゼルスオリンピックまで近くなってきたこともあり、メディアで卓球を取り上げられることが多くなっていますが、よく聞く「チキータ」とは何なのでしょうか。
そこで今回は、卓球でよく聞く「チキータ」とは何か、打ち方やコツ、練習方法を徹底解説します。
卓球でよく聞く「チキータ」とは?
皆さんは「チキータ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
日本国内で「チキータ」という言葉を耳にするようになったのは、2011年に開催された世界選手権で中国の張継科選手が多用して優勝したことで一躍ブームとなりました。そして、そこから多くの選手が「チキータ」を使用するようになり、スポーツバラエティ番組などでも真似をする芸能人がいたことからよく聞いていたかと思われます。
では、トップ選手も多用する卓球の「チキータ」とは、どのような技なのでしょうか。
名前の由来はバナナブランド?
一般の人にも浸透しつつある卓球の「チキータ」ですが、実はアメリカのバナナブランドから名づけられたと言われています。なぜそのような由来になっているかは不明ですが、バナナの形のように変化することが関係しているのかもしれないですね。
ちなみに、卓球の「チキータ」は1990年代にボールの軌道を変化させるための技術として編み出されていました。
そして、その技術を中国の張継科選手が強いドライブ回転を加えるという改良を行ない、2026年1月現在も多用されるショットとなったようです。
強烈な前回転のショット
卓球の「チキータ」は競技史上最大の技術革新とも評されるほどのショットであり、今ではトップ選手のほとんどが使いこなすことができます。
「チキータ」が流行する前まではフォアハンドで強烈な前回転をかけることが一般的で、回転数は毎秒150回転ほどだったそうです。しかし、「チキータ」による回転回数は毎秒210回転とより強烈な回転がかけられており、これまでのサーブ側が優勢という常識を覆しました。
「チキータ」は相手サーブを全て攻撃のチャンスにできてしまうほどの強力な技でしたが、現在は少し変化しているようです。
「チキータ」が弱点に
「チキータ」が流行し始めたころは、強烈な縦回転とバックハンドから繰り出されるスピードに対応することが難しいとされていました。しかし、全ての競技に言えることですが、日々、選手の技術力などは向上してきており、「チキータ」のスピードや軌道の変化に慣れる選手が多くなっています。
そして、「チキータ」はバックハンドからしか繰り出せないという弱点があり、それを利用してフォア側に甘いボールを出して打たせ、それをカウンターで返すという先方が多くなっているそうです。
「チキータ」の打ち方やコツを徹底解説!
卓球の「チキータ」は多くのトップ選手が使いこなしている技ではありますが、一般の人では扱いが難しく、スピードや精度が低いと絶好球になってしまうと言われています。そのため、「チキータ」の打ち方やコツなど知っておくことが重要となりますが、どのようにしてラケットを振っているのでしょうか。
それでは、「チキータ」の打ち方やコツを徹底解説していきます。
210°回転させる
卓球の「チキータ」は、短いボールや卓球台から離れることなく強烈な縦回転をかけることができるショットです。ただ、卓球はスピード展開が早く、大きいテイクバックでは対応することができません。
そのため、「チキータ」はラケットを自分の胸あたりに構えるという小さいテイクバックとなっており、210°回転させることでスイング速度を上げることができます。そして、スイングをするときは水平に構えたラケットを起こしながら縦回転をかけるイメージで振っていかなければなりません。
先端で捉える
一般的にラケットやバットを使った競技では、ボールなどを中心(芯)で捉えることが求められます。中心で捉えることで、スイングのパワー・スピードを余すことなく伝えることができるからです。
しかし、卓球の「チキータ」ではラケットの中心ではなく、先端にピンポイントで当てることで回転とスピードを上げることができるとされています。しかし、ハイスピードの中でラケットの先端に当てることはかなり難しく、コントロールすることは至難の技です。
フォームを固める
卓球の「チキータ」を打つためには、しっかりと正しいフォームで打つ必要があります。「チキータ」を打つ際は利き足と同じサイドの足を前に出して台に近づき、ボールとの距離を縮めるために低い姿勢を取ることが重要です。
そのため、前かがみのような態勢を取り、手首を自分の方に曲げてテイクバックを行ないます。そして、ボールが来た際には肘を先に出して、腕をしならせるような感覚で振りぬくことが重要です。
腕全体で打つ
卓球の「チキータ」は独特のテイクバックで強烈な回転をかけようと、手首を重要視してしまうことが少なくありません。しかし、手首だけを使って「チキータ」を繰り出そうとすると、無駄な力やフォームが崩れてしまいミスショットへと繋がってしまいます。
そのため、テイクバックの態勢を取ることができたら、上記でも説明したように肘から抜いていくようにして腕全体を使ってスイングするようにしましょう。
「チキータ」の練習方法とは?
「チキータ」は現代卓球において必須スキルとなっていますが、一朝一夕に習得できるというわけではありません。実は「チキータ」はテイクバックやスイングができていても、ミスしてしまうショットでもあると言われています。
それには理由があり、現代卓球では様々な打ち方から強烈な回転がかけられており、それによって思いもよらない軌道を描くショットが多いです。そのため、その変化に対応することが難しく、ミスが生じてしまうともされていますが、どのように「チキータ」は練習していけばいいのでしょうか。
逆の手でキャッチする
「チキータ」はスイングスピードも高めることも重要視されていますが、ラケットの先端で正確にボールを捉えることが求められています。正確に捉えるためには相手の打球に対応する必要があり、軌道を予測するための練習方法として練習相手が放つショットを逆の手でキャッチするというのが有効なようです。
卓球においてボールの軌道を予測することは重要で、キャッチすることができていれば、しっかりと対応できているということになります。
まとめ
今回は卓球でよく聞く「チキータ」とは何か、打ち方やコツ、練習方法を徹底解説しました。
「チキータ」でミスショットをしないためにも、まずはインパクトの瞬間にラケットを振るのではなく、ボールをキャッチする所から始めてみましょう。
また、「チキータ」はラケットの角度で横回転をかけることもできるので、様々な面からスイングしても良いかもしれないですね。










