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卓球でラブゲームはマナー違反?相手にわざと点をあげる?暗黙のルールと公式ルールを紹介

卓球でラブゲームはマナー違反?相手にわざと点をあげる?暗黙のルールと公式ルールを紹介

卓球の試合でラブゲームになりそうな場面を見ると、「11-0で勝つ行為は失礼にあたる?」「わざと1点を譲るべき?」と迷う方も多いはずです。卓球界には相手へ配慮を示す独特な慣習が存在する一方、正式なルール上の位置づけは意外と知られていません。

本記事では、卓球のラブゲームをめぐる暗黙のマナーや公式ルールの真相、実際の試合でどのような姿勢で臨めばよいのかを詳しく解説します。

目次

卓球でラブゲームはマナー違反か

「11-0でゲームを終えるのはマナー違反では?」と気になる方もいるでしょう。実際の試合で完封スコアとなってもルール違反ではありませんが、10-0から相手へ1点を譲る慣習があるため、判断に迷いやすい場面といえます。

こちらでは、得点を譲る決まりの有無や実際の国際大会で見られた事例をもとに、完封劇をどう捉えるべきか見ていきましょう。

国際ルールや国内ルールでは?

国際卓球連盟規則2.11.1では、デュースを除き、先に11点を先取した側が勝者になると定めています。日本卓球協会の公式ルールも同様で、10-0の場面で相手へ1点を献上する義務はありません。

一方、故意のミスで相手に点を与える行為は「マーシーポイント」と呼ばれ、完封を避ける非公式なマナーとして知られています。

得点を譲る行動は公式な規則ではなく、選手の配慮に委ねられているのが現状です。そのままストレートでゲームを奪っても、公式戦で咎められる心配はありません。

選手によって考え方が分かれる

無得点での決着を避けるべきか否かは、トップ選手の間でも意見が分かれています。2022年の世界卓球成都大会では、中国の馬龍選手がインドのサティアン選手を相手に11-0を記録して話題を集めました。

また、2019年の世界卓球では劉詩雯選手が丁寧選手らとの対戦で11-0を記録しています。劉詩雯選手は「最後まで全力で戦うことこそが相手への敬意」という思いを明かしました。

完封を避ける配慮を重んじる選手もいれば、全力勝負をフェアプレーとみなす選手もおり、どちらの選択にも信念が存在します。

相手に点をあげるべきかの判断基準は?

試合で10-0とリードした際、相手に1点をあげるべきか迷う方も少なくありません。規則に点を譲る義務はなく、11点目を積極的に取りにいっても何ら問題のないプレーです。

しかし、無得点を防ぐ行為を優しさと受け止める人がいる一方、わざとミスされることに不快感を覚える選手もいます。

公式戦においては、10-0と点差が開いても普段どおり全力で最後の1点を取りにいって問題ありません。国際卓球連盟規則2.11.1で先に11点を獲得した側が勝者になると定められており、点差でプレーを変える義務はないためです。

さらに国際競技規程3.5.3.1.1でも、選手に対して勝利を目指し最善を尽くすことを求めています。故意のミスは、かえって真剣勝負の精神から外れてしまう場合さえあるでしょう。

完封勝利を理由に失格となる心配はありません。相手を過度に意識せず、集中して自身のプレーを貫きましょう。

絶対の礼儀と決めつけない

10-0から相手へ1点を譲る行為は、必ずしも絶対的な正解ではありません。相手への配慮と受け取られる一方、「手加減された」と感じる選手も存在します。

また、相手がわざとミスをして10-1になっても、次のラリーで故意に点を返す必要はありません。一部では譲り合って11-1で終える作法も語られますが、公式ルールには存在しない慣習にすぎないのが実情です。

参考サイト:Number Web

得点を譲るかどうかに共通の正解はなく、受け止め方もさまざまといえます。普段どおり真摯に次のラリーへ臨む姿勢が望ましいでしょう。

完封スコア以外に知っておきたい卓球の基本マナー

競技中にはスコア差の問題だけでなく、円滑に試合を進めるためのマナーが存在します。ネットインやエッジといった運が絡む得点時の振る舞いや、試合前後のあいさつなどは、初心者が戸惑いやすいポイントです。

こうした所作の多くは、対戦相手への敬意を示す習慣として受け継がれてきました。

ここからは、お互いが気持ちよく試合を終えるために押さえておきたい基本マナーを解説します。

ネットインやエッジで得点したとき

ラリー中にボールがネットや台の角に当たって得点となった際は、片手を挙げて相手へ合図を送る習慣があります。日本卓球協会の公式用語集でも、ネットインで得点したときは手を上げるなどして相手に謝る習慣があると紹介されています。

ただし、手を挙げる仕草を忘れても反則になるわけではありません。サーブ以外のネットインやエッジボールは、規則上完全に有効な得点として認められています。

一方でサーブがネットに触れて入った場合は「レット」と判定され、やり直しとなります。反則とマナーの境界線を整理しておくと、試合でも落ち着いた対応ができるはずです。

試合前後のあいさつや姿勢

相手への敬意を示す手段は、完封を避けるかどうかだけに留まりません。試合前後にあいさつや握手を交わし、どれほど点差が開いても最後まで真剣に戦い抜く姿勢こそが重要視されます。

国際卓球連盟の規程においても、選手に対して勝利を目指し最善を尽くす義務が明確に定められています。国際大会でも試合後に握手を交わす振る舞いは、素晴らしいスポーツマンシップとして高く評価されてきました。

点差に捉われず、相手や審判に敬意を払いながら全力を尽くすことこそが真のマナーといえるでしょう。

まとめ

卓球の試合でラブゲーム(11-0)となった場合でも、公式ルール上の反則やマナー違反に問われる心配はありません。10-0から相手へ1点を譲る慣習は知られていますが、公式規則で定められた義務ではないためです。

失点を防ぐ配慮を好意的に受け止める選手もいれば、全力で戦うことこそが敬意だと考える選手もおり、捉え方は人それぞれ異なります。

公式戦では規則に従ってベストを尽くしつつ、試合前後のあいさつやネットイン時の合図など、基本的な礼儀を意識してプレーしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

ショウ&ユウカのアバター ショウ&ユウカ 卓球大好き!夫婦

卓球歴20年以上の卓球大好きの40代夫婦です。2人の出会いももちろん卓球!卓球の基本はもちろん選手や大会など、卓球の魅力をお伝えしていきます♪

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